2005年12月17日

熱く燃えるクリスマス短編集「聖なる夜に散歩する」:村枝賢一

スズキです。

また漫画ですが、「聖なる夜に散歩する」を読みました。

「仮面ライダーSPIRITS」で僕の心を燃えっぱなしにしている村枝賢一センセの、クリスマスをテーマにした漫画短編集です。前4編。

クリスマスの日を舞台に、4組の主人公たちが泣いて、笑って、駆けずり回って、そしてもっかい泣く。ただし、最後のは嬉し涙だ! っと。

辛いこともあるけれど、最後はハッピーエンドで締め。ダダ甘で素敵な作品ばかりです。やっぱりお話はハッピーエンドに限るよな! と膝を打ちながら読みました。

悲しいこと、辛いことなんてえのは、最後にでっかい喜びを放つために、ぐいーんと弓を引き絞ってるに過ぎないわけですよコンチクショウ(興奮気味)。

前述の仮面ライダーSPIRITSもそうですが、こうきて、こうきて、こう! という、子供(僕みたいな)が喜ぶストーリーに関してはもはや職人ですな、村枝賢一。もちろん、子供だましという意味ではなく。

例えるなら「崩してから、投げる」と体系化された嘉納治五郎の柔術のごとく。基本に忠実な構成により、あっさり転ばされます。ものの見事に術中に落ちる自分がまた心地いいというか。子供の心になって、投げられるつもりで読みましょう。


ちなみに、あとがきで村枝さんが書いていた「クリスマスが好きな理由」もシンプルでよかったです。

「別に俺はクリスチャンではない だけどこの 何も起きないかもしれないが 何か起きそうな聖なる夜が 俺はたまらなく好きなのです」

つまりは、特にないのですな。でもなんか、この理由にもなっていない理由には僕も共感できます。恐らくは、子供の頃のプレゼントやケーキへの期待感が残っているからでしょうけど。
ちなみに僕は今年、別になんもないです。クリスマス。家で仕事してるか、寝てるかも。あ、おかず一品くらいは増やそうかな? 聖夜だから贅沢しちゃいます。へへ。楽しみだなあ。

皆さんを悲しくさせるような話はさておき。

これもあとがきにあったのですが、村枝さんは中学生の頃、斉藤慶子の扮するミニスカサンタに一目惚れしたらしいです(笑)。そんな村枝少年の思い出がこもったミニスカサンタにも注目しましょう。
どの話のサンタも女性だぞ! やったなオイ! 何言ってんだ。

まあ、現実のミニスカサンタは当日、六本木とか秋葉原に行けばいっぱいいるのでしょうけどね。本当に見たら引いてしまいそう。

まとまりませんが、とにかくいい漫画です。肩の力を抜いて読んでみておくんなまし。


 
posted by スズキ at 05:02| Comment(3) | TrackBack(0) | おすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは、普通に書店で売っているやつですかぃ?漫画が充実している書店が近くになくて、困ります。「てやんでぃベイビー 」著:とみさわ千夏
10年前に出たやつらしいんですが、最近知って、愛読しとります。そうだ、「たびを」買えました。クリスマスのウキウキ感て、大きなケーキを食べられたという嬉しい記憶がありますね。社会人になってから、そういうイベントにウトくなりつつあります。
Posted by ザクロ at 2005年12月17日 12:36
ぎゃ!!何度も入れてしまいました(汗)すいません。恥ずかしい。消してください。
Posted by ザクロ at 2005年12月17日 12:44
>ザクロさん
イエッサ、削除しておいたであります。
Seesaaブログのサーバーが不調のようですね。機能としては気に入っているのですけどねえ。

「聖なる夜に〜」は、普通に書店さんで買えますです。確かに、社会人になったらクリスマスだなんだと言えないことも多いですが、子供の頃のウキウキ感が軽くよみがえりますな。
僕の住んでいる地域も漫画が充実した書店が少なくて、ちょいと遠くまで自転車で行ったりします。何軒も探すのが大変なので、たまに電車で神保町までいっちゃったりもしますです。

あと、「たびを」ご入手もおめでとうございますー。ほんではまた。
Posted by スズキ at 2005年12月17日 17:29
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