2006年06月27日

いい人にたくさん会う

スズキです。

日曜日、いつもお世話になっているばりゅうさんにお付き合いいただいてはじめてドッヂビーをやりました。やりましたと言っても競技ではなく、キャッチボールのような投げっこですが。

しばらく投げ合っていたのですが、年下の僕のほうが先に限界を訴えて中断(笑)、あとはベンチに座ってお話ししておりました。体力の限界!(千代の富士)
疲労というより、普段使っていないところを使ったせいか、背骨に違和感が。痛くなる前に早々にやめておきました。

しかし、2人とも初めてなおかげで、かえっていい運動になりました。でコントロールが定まらないから、横に動いたりしゃがんだり跳ねたりするのですわ。またそのうちやってみようと思います。


しかし、ここ1、2年、ばりゅうさんはもちろんのこと、非常に良い方々、特に年上の方と知り合えまして、大変嬉しいです。
名前を連ねるとご迷惑になるかもしれないので控えますが、1人や2人じゃないですよ。いかすおっさん、お兄さん。共通しているのは、皆さんとても腰が低くて丁寧。それでいて真面目に話すと骨がある、と。
とてもおとなしそうなのに、いざマナーの悪い人などを見かけると注意してしまうタイプ。

そういや、花村萬月先生もとても明るく丁寧な方だったけど、いざとなると注意したりしてしまうらしいです。最近、こういった尊敬できる漢(おとこ)に出会う機会が本当に多い。

現代は、人を注意したりすると、逆に警察や駅員から「余計なことをするな」と言われてしまう本末転倒な悲しい世の中です。実際、そういう体験談もおうかがいしました。
しかし、温厚な人、というのは、決して怒らない人を指すわけではない、と僕は思っています。必要なときには怒ってもいいんです。
人様のことを考えず威張って電車に乗り、歩きまわる人々が目立つこの世の中で、まったく怒りを感じずに生活できる人は、ただの無関心であって温厚とは言いません。

もちろん、怒ることを肯定しているわけでもございません。いっつも怒っている人というのも困ったものです。まあだいたいにして、平素からヒステリーを起こしたり、つまらない武勇伝を口にしている人は、必要なときには怒れないものですけれど。

怒りや正義感は刀です。普段は鞘に収めて静かに礼儀正しく過ごし、必要なときだけ抜くものです。
ちょいと大げさな書き方になりましたが、皆さまのお近くにも、目立たないけれどきっとこういったおじさん、お兄さんたち(女性もいらっしゃいますが)がいるはず。見つけ出して大切にしてあげてくださいね。

特に結論とかないですが、世の中まだまだ捨てたもんじゃないっつうことで。ひとつ。ほいではまたー。
posted by スズキ at 11:44| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
横一列になって歩道を塞ぎ、タラタラ歩いているホストの集団を抜かして舌打ちをされました。
 
『自分以外はみな風景』な若者(だけではない)に憤りを感じつつも注意の一つもできない俺です。人と関わる素晴らしさより面倒くささを感じている人のなんと多いことか。特に電車。みんなそんなにメールしなくちゃいけない用事があるのか? 直接会って話せば済まない?・・・おっと、話が大幅にズレてしまいました。

ただ本当にそれ以上に世の中捨てたもんじゃないと思う事が多いのも事実ですね
Posted by シュー at 2006年06月27日 18:51
>シューさん
さすがシューさん。損な生き方を選んでいますな(褒め)。
ヘタに注意すると、今は駅員さんすら味方じゃないですからなあ。では好き勝手やった者はそのままでいいのかと、

あと、職業に貴賎はないですが、なぜホストはあんなに自らを「貴」だと思っていますかね。

こちらも話がずれました。悪い人がいると愚痴をこぼすより、「この人いかすぜ!」と良い人を目立たせていきたいものだと思っておりますです。
Posted by スズキ at 2006年06月27日 21:55
とても共感します。
「怒りや正義感は刀」感動しました。私は最近思うのです。マナーも大切ですが、日本人ならもっと日本男児でなければいけないと。侍にはなれないけれど先人達は皆素晴らしかったと、悪人さえもせめてものプライドがあったと。。。

だから周りに変人扱いされても自分の譲れないものは譲れないと思うようにしています。今日はそこにもうひとつ「怒りや正義は刀」よして心の鞘に持ちたいとおもいました。

なんかまとまってませんが気持ちをそのまま書き込ませてもらいます。
Posted by ダチュラ at 2006年06月27日 21:58
>ダチュラさん
肩に力が入っていてお恥ずかしいですw
しかし、共感いただけてとても嬉しいです!

悪人にすらプライドが必要、おっしゃるとおりです。村上氏の往生際の悪い記者会見なんか見ると、その罪状は別としてもがっかりしますね。

僕も口で言うほどビシッとできていませんが、目標は高く持ちたいと思っています。頑張って背筋を張っていきましょうね。
Posted by スズキ at 2006年06月27日 23:17
読み応えのあるやりとりになってますね。
私も見過ごせないものに対しては注意するように心がけていますが、10年ぐらい前に高速のパーキングエリアの障害者用駐車スペースに暴力団の集団がこれ見よがしに停めていたときはさすがにいえなかった……。電車内の不埒な若者には注意する自分が日和ってるわけですからこのときばかりは落ち込みました。

それから「ホストが『貴』と思い込んでる」というくだりですけど、「身体を売っている風俗嬢はキャバ嬢よりも潔い。なぜなら金に見合うものを差し出しているからだ」といったようなことを、おそらく中村うさぎさんだったと思うけど、いってたような気がします。その伝でいけばホストはキャバ嬢みたいなものだし、貴賤でいえば後者の方になりますわな。
Posted by ライター田中 at 2006年06月28日 01:52
>ライター田中さん
名前は伏せていましたが、今回は田中さんもメンバー(笑)の一人として思い浮かべながら書かせていただきました。
僕からは笑顔のイメージしかない田中さんですが、必要なときには注意などされているのですよね。

障害者スペースに停めている人、いますね。ヤクザ屋さんはもちろん避けたほうがいいですが、注意しても理解すらできないんだろうな、というヤンキーが相手のときも、ハナからあきらめてしまって何も言えませんでした。
注意してもらえる人は、まだ希望を持たれているということなのですよね。

僕が言うのもなんですが、ある程度は日和ってください。あまりにも危険な者、言ってもしゃーない者というのもいます。
本文にも書きましたが、警察や駅員からもこちらが悪者扱いにされますし・・・この仕組みから変えんといかんですなあ。

それから、イボンヌ木村(パソコンゲーム誌時代の名前)がそんなことを言っていたのですかー。
確かに風俗嬢って、プロ意識を持った方も多いですね。あるときは「2〜3万円って普通の人にとっては大金だから、手を抜かずにしっかりサービスしてあげることにしてるの」と、言っている方がいましたよ。
と、友達が言っていました。友達が。

このたびは無駄に熱くてすまんです。また今度、漫画とかのユルいお話しをいたしましょう!
Posted by スズキ at 2006年06月28日 05:53
スズキたんの まわりには
すてきな方が たくさんあつまって
いらっしゃるのですね。。。
(*^v^*)
コメントみてても
むねが すきっと しちゃいます。

風俗嬢たんのオハナシは
スズキたんの 体験談でしょうか。。。w

なんちて。
ちょっといじめてみました。。。
すみません。。。
Posted by ちいたん at 2006年06月30日 02:14
>ちいたんさん
古いタイプのいい方々が揃ってくれて、僕も勉強になります。
まあ、何かと生きにくい性格ではあります(笑)。

後半のご質問は・・・いじめんといてつかあさい。
胸を張って堂々とノーコメントです。
Posted by スズキ at 2006年06月30日 07:19
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