お仕事で人物にインタビューなどをするとき、カメラマンと一緒になることが多いわけですが。
で、屋外や施設での取材ならともかく、室内で向かい合ってお話しなどしていると、どうしても取材対象、カメラマン、僕の三者の距離が近くなるわけでして。
そうすると僕、自分がカメラの邪魔になっていないかと気になって、取材しつつレンズを避けるわけですよ。スウェー、スリッピング、ウィービングなどの防御テクで。ジョー、俺と一緒に泪橋を渡ろうぜえ。
さておき。このときに同行しているカメラマン氏が良い人でして、取材後に「カメラは気にせず、避けなくてもいいよ」と言ってくれるのです。僕なんかよりキャリアもずっと上のベテランですし、よほどの妨害でもされない限り、撮影に支障はないのでしょうね。
それはわかってはいるのですが、僕は僕でこの防御を止められないのです。
きちんと話は聞いておりますし、メモも取っているのですが、近くでカメラが動いていると「邪魔になっちゃいけない」と体が判断してしまうもので。すでに脳ではなく脊髄、反射神経のレベルで。
だから、「どかなくても大丈夫なんだよね」と頭では知りつつ、体が勝手にのけぞっているという。
どんなにグロッキー状態でも、「やれるか?」とレフリーに聞かれるとファイティングポーズを取ってしまうボクサーのように。試合(取材)後、「えっ、僕、動いてました?」とか聞いちゃう状態です。
まあ結局、そのカメラマン氏には「僕は体が勝手に避けてしまいますが、お邪魔でなければ気にせず撮影してください」ということで合意を得ました。相手を恐縮させてしまっていて申し訳ないですからね。
ということで、僕はこれからも不要な防御を駆使しながらインタビューを行うのでありました。
いつか、僕の取材を受けることになった方は、前後左右に体を捻る僕を「止まると死んじゃう生き物なんだな」とか思ってご納得いただければ幸いです。マグロ。
変な見切れ写真ばかりなのです。
どうせなら写るな、と自分に言いたい。
そのためにはトレーニングですね!
では泪橋でお待ちしております。
死んでしまいますね。
もしくは複数の刀をかわし続ける
ジャッキーチェンのような技を体得するか。
図体がでかいせいか、余計に気にしちゃうんでしょうねえ。うまく避けられているかどうかはわかりませんが。
できるだけゆっくり、そそっと避けているつもりなので、避けなくてもいいよ、と気が付いてくれるカメラマン氏も目ざとい方だなあと思います。
>砂野さん
防御だけでは限界があるので、しまいには反撃しかないでしょうなあ(台無し)。
もしくはあの、腕立て伏せみたな体勢でぴょこぴょこと横飛びする技を身につけますか。大騒ぎ。
なんだかスズキたんらしいなあ〜
なんて。
避けちゃうのが
目に浮かんじゃいましたあ〜
いやもう、ご理解いただけてありがとうと言いますかお恥ずかしいといいますか。
体にまで染み付いた性質は、簡単には治りませんなあw