最近、知人や仕事関係の人など、複数の方から「スズキさん、緊張して固くなってる(た)けど大丈夫?」みたいなご心配をいただいておりまして。
例えば、同行しているカメラマンの前でクライアントと電話した時。電話を切った僕に、カメラマンが一言。
「なんか、すごく慎重に話してましたけど、怖いクライアントなんですか?」
また、花村萬月先生が6月のイベントにお越しくださった際、一緒にお話ししたご夫妻が一言。
「花村先生を前にして、スズキさんがえらく緊張していたので心配でした」
いやいやいや。
別に怖いクライアントじゃなかったですし、花村先生にお会いした時も別に緊張しなかったですよ?(それはそれで失礼)
つまりは、僕の口調、特に電話の時なんかは、固い口調が当たり前、日常なのであります。
僕、高校生くらいの時分から、友達の家への電話で「実篤くん(仮名)はご在宅でしょうか」と言う奴でしたので。
おかげで、友人宅のお母さんたちに「先生から電話があったのかと思った」と驚かれたり、「なんて丁寧な子なのかしら」と会いもしないまま好評だったりしたものです。
まあそんなこんなで必ずしも長所とは言えないのですが、悪いところでもないと思って、このまま生きてきてしまったわけでして。
あ、でも、こういう緊張、丁寧口調の短所を申し上げるとすれば、「丁寧、すなわち気が弱い」と判断して軽んじる思考の方も世にはいますので、ある程度は強気も見せられたほうがよろしいかと。
僕は、おとなしい方にはおとなしく返し、乱暴な方には乱暴に返す(これもどうかと思われますが)という考えなので、おとなしそうな人に対し威圧で返す方の思考はよくわからんのですが。
さておきまして。スズキが電話している光景をご覧になった方は「怖い相手と話してるのか?」とか思われるかもしれませんが、多分、そんなことはないと思いますのでご安心ください。癖みたいなもんです。
まとまりませんが、ほいではまた。
ところで緊張の反対は「弛緩」なのか?
緊張してるね、とはいうけど、弛緩してるねとはいわんよね。
いやはや、我ながら我らしいと言いましょうか。お恥ずかしゅうございます。変わったご心配を周囲におかけしてしまいました。
緊張の反対語、定義だけで言うとおっしゃるとおり弛緩なのでしょうね。英語でリラックスと表現すればしっくりきますが、日本語で弛緩というと、なんだか否定的な響きも感じてしまいますね。力が入らなくて困っている状況みたいな。お酒に目薬入れられた状態(笑)。
弛緩の代わりに、くつろいでるね、とでもしておけばよいのでしょうか。
若かりし頃、お知り合いになったイラストレーターさんのご自宅に電話したところ、ひとまわり以上の若輩者に向かっても丁寧かつハキハキと応対いただいて、驚いたことがあります。
誰しも感情があるヨノナカ、無礼な人や傲慢な人は、人様の反感を買って、やがて消えたり左遷されるのが常ではないかと。丁寧さはあって困るものではないですよ〜。
そう言っていただけると救われます。
特に自分が良い思いをしようとは思いませんが、確かに、あまりに無礼な方には相応の結果が待っているといいなあとは思ってしまいますね。
乱暴な方に乱暴に返しているスズキさんの会話もぜひ拝見してみたいです。かなり怖いかも〜。
いえいえ、失礼なんてとんでもない。なんだか僕を良く見てくださっているというか、良いネタを提供していただいて喜んでおりますです。
かえって、変わった心配をさせてしまったなあとは反省しておりますが(笑)。3つ子の魂なんとやら、ですね。
乱暴な方に乱暴〜は、最近はやって・・・ません・・・よ。あったとしてもブログで公表はしないと思いますが(笑)