突然ですが、タイトルの「歩ってる」、何と読みますか?
歩いている=歩ってる つまり「歩ってる」は「あるってる」と読みます。
「歩ってる?何それ。変な言葉。」と違和感を感じた方は多数派。
「あるってるに決まってるだろ?何を当たり前の事を言ってるんだ?」と思われた方は、実は(僕も含め)少数派です。
「歩ってる」とは茨城など北関東で使われる方言なのです。
「嘘だろ!?標準語じゃないの?」と思った方は「あるってる」で漢字変換してみてください。
「アルってる」「在るってる」「有るってる」「アルッテる」・・・
変換できません。
ちなみに東陽片岡作品でも、タイ人のお坊さんが「歩ってる」を使っています。
「タイではお鉢を持って歩ってっと、・・・」(『つるつるアタマのアフタヌーンティー』お三十路の町 巻の二収録)
「歩ってる」を使いこなすとは、このタイのお坊さんも北関東暮らしが長かったのでしょうか。
ともかく、東陽キャラ独特の乱暴な口調を良く表してますよね。
ただ、日常「歩ってる」を使ってる人間は、乱暴な口調で喋ってる気は全く無いのですが・・・
「オレがヨ、歩ってっとヨ、」といった、はずむようなイントネーション(オレは語尾上がり)ではないでしょうか。
さてそこで質問ですが、(昆虫の)かなぶん、の発音もまた、語尾上がりではなかったですか?
周辺では、語尾上がり派と語尾下がり派がまじって、微妙な違和感をかもしだしていました。関東平野の南というか下流、横浜の下町(それも四半世紀ほど昔)での話ですが。
今後ともよろしくお願いします。
はずむようなイントネーション、まさに仰るとおりです。
早口、語尾上がりで、他所の地域の方が聞くと怒ってると思われるような口調ですw
ただ、僕のかなぶんの発音は語尾上がりになりませんし、
周りにも語尾上がりに言う人はいませんでした。
北関東、茨城の田舎と、モダンな街、横浜の違いでしょうかw
……自分の書き込みの誤りに今さら気づいた。
「かなぶん」の発音、尻上がりというより、
「かな」部分のアクセントの問題でした(汗)。
「しんぶん」と同じように平坦に発音するか、
“な”にアクセントをつけて(上げて)発音
するか……(人名で「カナちゃん」などと
発音する時の抑揚ですね)。
「オレがヨ」と語尾上げ系のコはアクセントを
つける確率が高かった覚えが。
元は語尾上げ系ではなかった私にはカッコよく
感じられて、ついつい真似してました(笑)。
モダンな街は見せかけ、実は流れ者の潮溜まり
が横浜なので、言語が混在してます(笑)。
走るはソウルで飛ぶはヒル。
本を読むはモトヲドクルで
窓を開けるはソウヲカイケル。
キムタクか小泉首相が使えば流行するかも。
僕はやはり、平坦なアクセントで「かなぶん」と喋っていましたし、僕の周りにも「かな」を強く発音する人はいませんでした。
語尾上げ喋りの人は、周りに大勢いたのに・・・不思議です。
同じ語尾上げ喋りでも、北関東と南関東では微妙に言葉が違うんでしょうか。
>砂野さん
コメントありがとうございます。管理人共々、よろしくお願いします。
やはり「歩ってる」は変ですか・・・
結構、最近まで標準語だと思ってたんで、他地域の皆さんの反応にはビックリしてます。
音読、良いですね。
固有名詞の読み方を変えておかしみを生む、という、みうらじゅん氏の「変読(へんどく)」を思い出しました。
若林豪=「わかばやしオーストラリア」
地井武男=「ジープおとこ」
五輪真弓=「オリンピックまゆみ」
三田村邦彦=「サンダーソンくにひこ」
新沼謙治=「ニーヌ・マッケンジー」
とか。
個人的には、ピーター=「ピーゆういち」がツボです。
日本国内の方言はヨーロッパ内の各国語に相当しますから、文化的に独立国だと思ってればよい。
ちなみに私の松阪市は山系海系大阪系伊勢系
あとなんか忘れたけど6種類の方言があります。
プチスイスじゃ。