昨日は見知らぬ子供をコンビニに案内した僕ですが、今日の夕方はさらに小さい方に会ってしまいました。
自宅での仕事が一段落し、ご飯を買いに近所を歩いておりますと、車道をもぞもぞと進む影がひとつ。
カナブンかな? 飛ばないと危ないぞ〜とか思ってよく見ると、アブラゼミの幼虫でした。
えーっ! 大田区住宅街にセミの幼虫? 東京に住み始めてから初めて見たよ。
彼に機動力は期待できないので、このままでは危険です。
幼虫を救わんと、
嘘。普通に左右を確認して、指に登らせる僕。
そして凝視。うーむ、懐かしい。
子供の頃は、夜に近所の木でセミの脱皮を観察したものです。
田舎育ちだったので、たまにセミの幼虫が歩いているのは見かけたんですよね。
でも、東京で見られるとは思わなかったので、得した気分です。
とかなんとか考えているうちに、指から手、手から肘へともぞもぞ登ってくる彼(彼女?)。
久しぶりの感触は、チクチクしてくすぐったいです。
しかし、名前がないとわかりにくいなあ・・・うむ、くすぐるように登ってくるから、「クスリン」と命名しよう。どうだ? クスリン。
当然返事はなく、黙々と登る彼(彼女?)
今のクスリン(決めた)は上へ登るという本能のみで動いているので、このまま放置すると僕の頭頂部で脱皮しかねません。
かといって近くに木はなし。
よそ様のお庭に入るわけにもいかないので、結局、僕の部屋の近くにある塀に移すことにしました。
セミの幼虫は柔らかくてデリケートなので、つまんで持つことは避けます。
7年間も地中に入っていて、僕のミスで全て台無し、なんてわけにはまいりません。
腕を塀に近づけて、自然に登るように・・・よし、ナイスランディングだ、クスリン。
「よいしょ、よいしょ」
「進めや進め」
・・・・・・と、今のところはここまで。リアルタイム中継(笑)なので、また後日報告します。
一晩かかる大仕事ですからね。
ただいま一生懸命脱皮しているはずです。
鳥や猫や他の虫にやられず、無事に大空に飛び立てるのか? 頑張れクスリン!(ひとりで興奮)
あ、クスリンのご心配ありがとうございます!
夜中に起き出して脱皮中の写真とかも撮ったので、今度アップします!
今日アップしようかと思ったのですが、眠いので・・・(幼児のような理由)。
脱皮中、期待してます。
ありがとうございます。
まだアップしてなくて恐縮ですが。
東京では貴重ですよね、多分。
ただ鳴いてるだけじゃなくて、ちゃんと町中でも卵産みつけてたんですね。
都会のセミは、7年たったら上にビルが建ってて出られない場合もあるとどこかで聞きましたが・・・。