海外といえば中国しか行ったことのない僕としては、いろいろと思いを馳せられるわけです。
でもそういえば、中国ってどれくらい紹介しているのでしょうか、この番組。
案外、記憶にありません。仮にもテレビ朝日、中国や北朝鮮への偏った愛情は人一倍でしょうに。
よし、代わりに僕が、自分の目で見た中国の車窓を書いてみます。
石丸謙二郎の声をイメージしてお読みください。
◆世界の車窓から〜北京への旅路編〜
「北京へ向かう旅、硬座(安いほう)の席をとり、乗り込んだ。
さっそく予約席をめぐって、2人の中国人が喧嘩をしている。
予約席を不法に占拠したほうが、『ほかにも空いてる席あるから、お前が席を変えればいいじゃん』と言っているようだ。現地人らしい振る舞いに、私たちの心も暖まる。
関係のない人も口論に加わり、車両は大騒ぎだ。
ふと床に目をやると、蜜柑やバナナの皮が散乱している。現地の人は食べ終わったら、ほとんどのゴミを床に投げ捨てるのである。
いかにも大陸らしい、大らかな光景である。
予定を遅れて、ようやく列車が走りだした。ときおりスピードが非常に遅くなり、線路と平行したあぜ道を、おじさんの乗ったカブが追い越していく。
旅の計画は早くも崩れ始めた。
とうとう列車が止まった。私たちの目の前の藪に、おじさんが尻を見せてしゃがんでいる。
野グソである。
私たちの車窓には、見知らぬおじさんの排泄シーンが広がっている。
おじさんは照れる様子もなく、ただ黙々とふんばっている。
ペシャ。誰かがまた蜜柑の皮を捨てた。
世界の車窓から(スズキ版)〜明日は、予定を変更して帰国します〜
チャラララ〜ラ〜ラ〜ラ〜ララァ〜(いつもの音楽)
それともあれかなあ、実際に行ったら欧米とかも汚いんですかねえ(中国ほどではないでしょうけど)。
「世界の車窓から」を見ながら、想像の世界で旅行したほうが楽しかったりして。
がんばれ、「世界の車窓から」。
がんばれ、石丸謙二郎。
なってるわけですよね。しかしあの二人というより
事務所の考えがわからない。格闘技か陸上競技を本格的にやらせれば肉体派タレントとしてずっと稼げてるはずなのに。電車の話題だけに話が脱線なんちゃって。(喜久蔵風)
猿岩石は、帰国そうそう歌を出した時点で「あれ?」って感じでしたしね。
旅行中よりも、日本に帰ってきてからのほうが迷走しているようです(別にうまくない)。