スズキでございますー。あ、最初におことわりでございますが、ちょいとした長文になっちゃいました。ごめんなさい。
さてさて、普段あまり話題にしないことなのですが、僕はとあるネット上のコミュニティに参加しておりまして。
そこは現役の作家(小説家)や作家志望の方々が集まっているという、まあ、僕なんかが参加しているのはおかしいような場所なのですが、とある作家さんのご厚意で僕も登録だけさせていただいております。
で、そのコミュニティでは現役作家の方が文章についてのヒントをくれたり、作家志望の方々が情報交換したりといった活動が行われていたのですが、僕は本当に「参加しているだけ」で、あまり見ていなかったんです。
別にそのコミュニティに関心がないわけではないのですが、僕は陽か陰かと言われたら
陰の人間なので、「みんなでやろうぜ!」ってよりは、ひとりで天井見ながら物を考えたり、自転車走らせながら考え事したりってほうが性に合っておりまして。
話は逸れますが、僕は悩み事があるときでもあんまり人には相談せず、溜め込むのが好きなんです。平素ぼやーっとしておりますが実は頑固者ですので、人様からアドバイスをいただいても結局は自分が決めた方向に行くでしょうしね。それに、ひとりでじーっと考え込むのも楽しいのです。
話を戻します。ネットコミュニティをあんまり見なかった理由はほかにもありまして。ちょっと申し上げにくいことながら、そこで交わされる会話の内容が「僕はこんなに物知りだよ」「なんの、私こそが○○先生と考えを同じくしているのだわよ」って感じの、取り巻き自慢勝負の場のようになっていたからです。
なんと言いますか、「誰が一番のお気に入りになるか?」みたいな。
大奥・華の乱とか、そんな感じですよ。
嫡子を産むのは誰か!?冗談はさておき。
そういうファン活動の場所じゃないですよねえ、ここ・・・とか思いながら見ていると、一方ではすごくむつかしい話をされている人たちもいらっしゃる。「物書きたるもの○○すべき」だとか、「△△すべきではない」、とか、なんだか制限を増やしていく会話。
これに関しては僕なんかは鼻水を垂らしながら「うわーこいつはすげえ、なんてったって何がなんだかさっぱりわかんねえ」と初めて
陸蒸気を見たおっさんのような感想を漏らすしかないわけですが。まあどっちにしろ僕なんぞではついて行けない世界のようです。
ちょっとだけ言わせてもらうなら、「僕は物知りで、君たちよりも文章について深く理解しているよ」と声高に言う人が、怖い、読みづらい文章を書いているというのもなんだかなぁー(阿藤快)状態でして。僕のような阿呆は「ブンガクだかなんだか知らねえが、
菜種油がもったいないから寝よう」と、学問に理解のないお父さんのような独り言を漏らしつつ、そっとブラウザを閉じてしまうことが常だったのであります。
もちろんこれは僕の理解力がないだけであって、彼らが偉い、正しいのだという可能性が強いのですがね。
ただ、僕個人の感想としては「誰が一番のファンか?」「誰が一番むつかしい事を言えるか?」というような、コミュニティ世界での地位争いはあんまり楽しそうじゃないな、と。
さて、「僕はコミュニティをあんまり見なかった」というお話だけでこんなに長くなっちゃいました。ごめんなさい。読んでくださっていた方々も、ほとんどはすでに別のページを見に行ってしまったことでしょう。きっと今頃はグーグルの画像検索で
「全裸」とかってキーワードを入れているのでしょうね。いやらしい!(言いがかり)
まだ読んでくださっている方は何人いるのでしょうか。ここから先もなんてことのない感想が続きますよ。よろしいですか?
生存者はあと何人だ? ビバークするか? ・・・おい! 寝ちゃだめだ! 国にはフィアンセが待ってるんだろう!?
・・・さて。休憩(?)を終わります。
で、まあ、また話は戻りまして。小さな争いはありながらも平和にやってきた(らしい)作家コミュニティなんですが、先日久しぶりに見ましたら、なんとみんなで喧嘩して
コミュニティ閉鎖だとかなんとか騒いでらっしゃる。予想以上のヒートアップです。せっかくみんなのために文章を教えてくださっている作家の先生もウンザリされているご様子。
で、さらにそこへ例の「僕が私がセンセイと考えを同じくしているのだのだ」という人たちが集まって「先生の辛い事情わかります! わかります!」と大合唱。さらに先生ウンザリ、という悪循環を繰り返しておられるのです。
大変そうだなあー先生。完全に他人事の物言いで申し訳ないですが(笑)、「わかります!」グループにも入れないのでぼーっとしておきます。「先生が大変そうだ」というのもあくまで憶測で、僕だって「わかっている」わけではありませんしね。
いったい僕たちのコミュニティはどうなってしまうんだぁー(棒読みで)。
・・・えーと。
つらつらと長く書いた割には結論とかはないのですが、とにかく「俺はスゲエ」「私のほうがすごいわよ」っていうのは、自分の口からはおっしゃらないほうがよろしいのではないかと。
そいから、議論をするときには「あ、あなたのアイデアもいいだね」とかって前向きに評価し合える余裕と敬意を持ちたいですね。「絶対に相手の言うことに反対してやるぞ」なんて思っていては、話し合う意味がないわけですし。
そんなんだったらもう
殴り合っちゃえよ、みたいに思ったりなんかしちゃったりして(広川太一郎さんのご冥福をお祈りいたします。大好きでした)。
みんなで前向きに活発に切磋琢磨することこそ、コミュニティで指導してくださる先生への恩返しになるはずです(←ろくに参加もしてない奴がなんか言ってますが)。がんばってくださ・・・がんばりましょう。
さてさて、そろそろ飽きたので(えーっ)、この話題はここまでとさせていただきます。文章の話題を出しておきながら、僕自身が散らかった文章になってしまって申し訳ございませんでした。
僕がこのコミュニティで勝手に学んだ(再認識した)ことは、「やさしい文章」を書き続けられる人になりたいってことでしょうかね。「やさしい」は、「優しい」であり、「易しい」でもあります。まあ、僕自身むつかしいことはよくわかんないので、自分に理解できる程度のものを書いていけばいいかなと(笑)。こういうことを再認識できただけでも収穫でした。
とにかく、僕ももっと行動せねばいけませんね。がんばります・・・ほどほどに(いきなり弱気)。
そんなこんなで、そいではまたー。